- 2015/05/29 掲載
ローソン、AWSへの全面移行でSCMとCRMに着手 日立ソリューションズ手がける
ローソンは本格的なクラウド活用のファーストステップとして、AWSを利用したシステムの設計から構築・運用までをワンストップサービスとして提供できる日立ソリューションズとともに、ビジネスモデルや業務に適したシステム基盤の設計・構築を推進することになったという。
日立ソリューションズは、ローソンの今後のクラウド基盤の設計に際して、AWSのメリットを活かしながら既存システムとのシームレスな連携のとれたシステム構築を実現できるように標準化を進め、部品の組み合わせなどをルール化することで、システム基盤の短期間での立ち上げを可能とした。
また、日立ソリューションズの「Amazon Web Servicesのための運用支援サービス」を適用することで、AWS上のシステム構成やネットワーク構成を意識せず、既存の運用基盤からシームレスにAWS上のジョブ実行や監視を行う連携機能を提供した。
さらに、セキュリティの面では、トレンドマイクロの総合サーバセキュリティ対策製品「Deep Security」を提供。Deep Securityは複数のセキュリティ機能による多層的な防御を実装しており、これによりセキュリティ強度が高い運用基盤を実現したという。
これらにより、ローソンの情報システム部門は、社内の運用体制を変えることなく、既存の運用基盤とAWS上のシステム基盤の両方を運用することを実現。また新サービスの立ち上げに際しても、基盤設計の標準化によって準備期間を大幅に短縮できるようになったという。
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