- 2015/04/16 掲載
大分大学と東芝、認知症予防に向けた実証研究を開始 リストバンド型センサを活用
これまで「生活データ」は問診によって収集されることが多く、被験者本人の主観や記憶に頼るものであったため、科学的な分析に十分耐えうるものではなかった。この実証研究では、「生活データ」をリストバンド型生体センサを用いて自動的に収集するため、客観的・科学的に生活パターンを捉えることができるという。
得られた「生活データ」と「身体データ」、「認知症関連データ」の関係性を検証することで、「認知症のなりやすさ」と身体情報・生活習慣の因果関係を解明するとともに認知症の発症予防に向けた取り組みを推進していく。

同社では今後、リストバンド型生体センサを開発、提供し、収集したデータの解析を行うといい、2020年までに、地方自治体・ケアセンター・健康機関向けに患者の認知症リスクを抑えるサービスの実用化を目指す。
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