- 2015/03/03 掲載
ウイングアーク1st、第三者データをクラウドBIで利用できる月額課金サービス開始
ウイングアーク1stではこれまで、月額課金型のデータ分析・可視化ソリューションとして、クラウド型BIダッシュボードサービス「MotionBoard Cloud」を展開していたが、今回新たに発表した「3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloud」では、この「MotionBoard Cloud」上で第三者データを閲覧・分析することができる。
提供するデータはあらかじめ集計粒度やフォーマットを統一しているとともに、自社データと比較分析しやすくするための結合マスターテーブルを用意しており、自社データと第三者データを組み合わせたデータ分析を容易にしている。
「3rd Party Data Gallery for MotionBoard Cloud」では、提供するデータ種別ごとに月額課金で利用できる「サブスクリプション」モデルと、提供する全データに含まれる約3200指標の中から必要な指標を選択し、組み合わせて月額課金で利用できる「データアソートパック」モデルの2種類の料金プランを用意した。
価格は、「サブスクリプション」が、10ユーザーIDで1万円から(データの種別により価格が異なる)、「データアソートパック」が10ユーザーIDで2万円から。別途、それぞれ初期設定作業費用3万円が必要になる。
これまで、統計・調査データなど第三者データを利用したマーケティング分析を行うためには、民間の調査会社などからデータを購入する必要があった。また、多角的・客観的な分析のためには複数の統計・調査データが必要になるため、データ購入に関わるコストが第三者データを活用した分析・プランニングの大きな障壁となっていた。さらに、集計粒度やフォーマットが異なる複数のデータと自社データを組み合わせて利用するためには、データの整備・整形を利用者側が行う必要があり、分析・活用するまでに時間と労力がかかるという課題があった。
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