関屋氏はこれまで、日本におけるシマンテックの常務執行役員としてコマーシャルビジネスを統括しており、中堅・中小企業市場に特化したリセラーを含むチャネルパートナーシップの推進と管理を担当していた。

　シマンテック入社以前は、日本オラクルでエンタープライズパフォーマンス管理／ビジネスインテリジェンス製品のソフトウェアライセンス分野における執行役員を務めていた。

　シマンテック　アジア太平洋/日本地域担当シニア バイス プレジデントのエイドリアン・ジョーンズ氏は、「セキュリティと情報管理のソリューションに対する需要はかつてないほど高まっており、シマンテックの豊富な資産とスケールを生かして、この市場において拡大しつつあるシェアに商機を見出していきます。関屋は、当社のパートナー企業とお客さまのエコシステムを十分に理解しており、実績を積み重ねてきたリーダーです。関屋の日本におけるリーダーシップとこれまでの経験が当社のビジネスをさらに強化し、この重要なマーケットの成長を加速させることを期待しています」とコメント。

　関屋氏は、「シマンテックは、セキュリティの分野における世界的なリーダーです。お客さまが直面する脅威はますます巧妙かつ複雑になってきています。私は、日本におけるシマンテックのエンタープライズセキュリティビジネスを強化し率いていけること、そして、有能な従業員や、世界水準の製品、強力なパートナーネットワークを生かし、当社の成功に貢献できることを大変喜ばしく思っています」とコメントしている。

　なお、今回、関屋氏は社長やトップに就任するわけではなく、「あくまでもエンタープライズセキュリティ事業を率いる責任者が、代表取締役になった」（広報）と説明している。