カスタマーサービス担当者は今後、WebRTCにも対応したWebアプリケーションを通じてChromebookを利用し、アバイアのコンタクトセンター・エージェント向けデスクトップを利用できる。

　今回、初期プロジェクトとして、新規エージェントやスーパバイザーの設定を簡単に行えるようなり、ピーク時や季節的な変動によって、どれだけ人が必要なのかといった人員管理などを簡単に行えるようになったという。同システムでは、モバイルやリモートにも対応しているため、事業継続性の強化にもつながる。

　低価格なChromebookを活用することで、「企業にとっては柔軟性とコスト効率が高まる」（アバイアのSI/SPおよびクラウド担当バイスプレジデントであるジョー・マヌエーレ氏）。

　グーグルは自社のグローバルテレフォニー基盤とコンタクトセンターの運営にアバイアの技術を活用しているという。

　また、100カ国・153カ所で展開している包装資材・物流機器メーカーのMeadWestvaco（MWV）社がAvaya Agent for Chromeを導入予定。本ソリューションを活用してビジネスの継続性の向上、業務の効率化、初回解決による顧客満足度の向上による増収への貢献を期待しているという。