クラウドソーシング（Crowd Sourcing）は、不特定多数の人の寄与を募り、さまざまな業務を委託する仕組み。


　今回ランサーズが発表した新サービス「ランサーズ オープン プラットフォーム」は、ランサーズが有数する約36.5万人の会員データベースを外部パートナー企業向けに公開するもの。

　ランサーズの基準に基づき、同社に登録しているランサー（ワーカー）をディレクションやAPIでパートナー企業に連携する。これにより、クラウドソーシングを依頼するクライアントは、ランサーズを通じた個人への直接発注に加えて、パートナー企業から提供されるサービスを利用可能になる。


　発表時点での提供サービスは、BIJIN&CO.のモデルキャスティングサービスや八楽の翻訳サービスなど。ランサーズは今後、ベンチャー企業や大手企業の新規事業、地方の制作会社など、専門性を持つパートナー企業との提携拡大を目指す考え。