朝日新聞社では健康・医療・介護情報を提供するWebサイト「apital」を展開していた。一方、オウケイウェイヴは、医療・健康領域での専門コミュニティ「ライフデザイン by OKWave」を運営し、生活者の意見や知恵を提供していた。

　今回、両者の強みを生かし、健康・医療・介護関連の情報の提供ならびに、個人間での質問・回答のやりとりを中心とする新しいコミュニティ・プラットフォーム事業を、アピタル朝日新聞OKWaveを通じて展開することになったという。サービス名称は、従来通り、「apital（アピタル）」となる。

　今後は、病気に対する不安解消や健康増進に向けた視点を強化し、患者や家族の方々を支えるために、医師ら医療従事者の方々の協力も得て、幅広いサービスを展開する考え。新サービスは年内に開始するという。

　アピタル朝日新聞OKWaveの代表取締役社長には朝日新聞社から古株均氏が就任し、代表取締役副社長にはオウケイウェイヴ取締役の浅川秀治氏が就任する。両社からの出向者ら9名の従業員で事業を開始する。