- 2014/06/10 掲載
ID管理・アクセス管理市場、シェア1位はHP 市場規模は160億円に
本レポートによれば、ベンダー別シェアでは、2011年度から2013年度(予測)にかけて日本ヒューレット・パッカード(HP)がトップを堅持した。また、製品・サービス別シェアでは、HPのHP IceWall SSOが2位以下に圧倒的な差をつけて2013年度もトップシェアを維持する見込みという。
ユーザー企業売上規模別シェアでは、年商5,000億円以上の大企業に対しては、CA社のCA ControlMinderとHP社のHP IceWall SSOが拮抗していた。
また、国内アイデンティティ/アクセス管理市場の2012年度の売上金額は147億円で前年度より9.5%増となった。2013年度も同9.1%増と堅調な伸びで160億円に達すると見込んでいるという。
ITRでは、クラウド環境との連携拡大によるアイデンティティの統合的な管理や、SSOによる運用面での効率化などで一定の需要があることが要因となっていると指摘している。
今後もクラウド環境の利用が拡大するとともに、業務におけるスマートデバイスの利用シーンの広がりにより、スマートデバイスからのアクセス管理需要も拡大することが見込まれることから、同市場の2012年度から2017年度までの年平均成長率(CAGR)は7.8%と予測した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR