浜銀ファイナンスは横浜銀行グループの総合リース会社。リース・ファクタリング業務を中心としたファイナンス業務に加え、代金回収業務を取り扱う。

　同社は今回、基幹システムの更改にあたり、格付・自己査定や連結決算などの親銀行とのデータ連携強化、内部統制対応、営業活動や業務の効率化に着手。リース業に関する業務ノウハウやデータセンター基盤、トータルサポート能力などを評価し、日立システムズの「LeaseNavi」を採用したという。


　新システムは、リース会社に必要な標準的機能を備えたパッケージをベースに、格付・自己査定や連結決算における親銀行とのデータ連携を強化。カスタマイズを最小限に抑えることで導入コストを抑え、短期間でのシステム構築を実現。また、請求書等の印刷や封入封緘、発送業務を含めたアウトソーシングサービスの利用により、トータルコストを低減したという。

　両社は今回導入したシステムを地銀系リース会社向け基幹システムのスタンダードと位置付け、リース会社向けに共同利用を推進していく考え。