日本トイザらス、ARシステム「スマホdeかざすUI」実用化で東芝ソリューションと提携

　東芝および東芝ソリューションが開発したAR技術「スマホdeかざすUI」は、バーコードなどマーカー（目印）のついた画像を認識する従来技術とは異なる方式を採用。身の回りのものにスマートフォンやタブレットをかざすだけで画像を識別する。かざす画像に対してスマートフォンとの距離が変化しても識別できるという。

　日本トイザらスは、11月初旬に発表した今年人気の高い玩具を集めたホットトイリスト「TOP30」対象のアイテムに「スマホdeかざすUI」のAR機能を搭載した。

　今回の発表は、公式アプリをダウンロードしたスマートフォンでアプリ内のメニュー「かざすカメラ」を起動し、カタログおよび店内に掲載のアイコンと対象商品の画像を認識すると、商品画像や商品の特徴を紹介する動画を閲覧できるというもの。

　「かざすカメラ」で認識した商品は、同画面上から「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア モバイル」の商品ページに直接アクセス可能。商品購入のほか、LINEやTwitter、FacebookといったSNSへの情報共有もできる。