- 2013/09/18 掲載
企業ブランド調査、アップル・ジャパンが初の首位 電機・機械・自動車のブランド力回復
ブランド力は「愛着度(ビジネスパーソンは企業魅力度)」、「自分必要度(同ビジネス有用度)」、「ブランドプレミアム・価格プレミアム」、「独自性」、「推奨意向」という5つの評価項目に基づいて算出した「企業ブランド知覚指数(PQ=Perception Quotient)」によって評価している。
総合ランキングはコンシューマーとビジネスパーソン両方の「ブランドPQ」のスコアを統合し、算出した「総合PQ」によるもの。以下、「ブランド戦略サーベイ2013」ランキングのハイライトを紹介する。
●アップル・ジャパンが初の総合首位!昨年5位のヤマト運輸が2位に浮上
アップルはビジネスパーソンのランキングも1位。アップル、ヤマトとも消費者・ビジネス双方からの評価上昇で躍進。昨年3年ぶりにトップに返り咲いた日本マイクロソフトは3位に後退。
●アベノミクス効果?で電機・機械・自動車メーカーのブランド力が回復傾向
4位ソニー(昨年6位)、7位キヤノン(同11位)、8位パナソニック(同14位)、11位トヨタ自動車(同17位)、14位東芝(同32位)など。昨年までは業績不振でブランド力も低迷していた。
●得点増加幅は花王が、コンシューマーのランキングはキユーピーがトップ
昨年と比べた得点増加幅ランキングは62ポイント増の花王が1位。総合順位も昨年の70位から18位に急上昇。コンシューマーのランキングは総合6位のキユーピーがトップに輝く。
また、「ブランド戦略サーベイ2013」の調査結果を含む、過去10年間のデータに基づいた企業ブランド評価レポート「ブランドX(テン)-ブランド戦略サーベイ10年分析」も今秋、発売予定という。ラインナップは用途や分析レベルにより5種類が用意されており、価格は52,500円(税込)より。
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