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  • 2013/09/12 掲載

コマツが「ICT建機」の第一弾を発売、建機販売からICT施行のソリューションビジネスへ

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コマツは11日、世界初の全自動ブレード制御機能を搭載した中型ICT(情報通信技術)ブルドーザー「D61PXi-23」を、9月より国内市場へ投入すると発表した。
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コマツの中型ICTブルドーザー「D61PXi-23」
 本製品は、施工の自動化や作業精度と作業効率の向上を実現するコマツ製「ICT建機」の第一弾商品となる。国内市場導入は初で、地域別で日本は既に販売を開始している北米、欧州に続き、3番目となる。

 現在、日本では国土交通省が主導する「情報化施工推進戦略」で情報化施工の普及拡大が推進されており、将来的には広く一般に活用される技術になることが見込まれる状況にある。

 今回の新製品「D61PXi-23」は、都市土木向け中型ブルドーザーとして、従来の情報化施工でも可能だった整地の仕上げ作業時だけでなく、掘削作業時を含むすべてのブレードコントロールを自動化した世界初の全自動ブレード制御機能を搭載した。

 まずは情報化施工特有のGNSS測量技術(GPS、GLONASSなど)やICT機器管理のノウハウを習得しているコマツのグループレンタル各社およびコマツレンタルから展開し、今後3年間で国内4工場の生産性を3~4割高める考え。

 一般の企業にはまずレンタル車として提供してコマツグループの情報化施工のノウハウを活用してもらうことで、コマツは情報化施工が広く普及する近い将来に向け、企業の現場へのスムーズな導入をサポートしていくという。

 コマツはICTブルドーザーを皮切りとしたICT建機の導入により、従来の建設機械販売ビジネスからICT施工のトータルソリューションを提供するビジネスモデルへの進化を加速し、今後も新しい価値を創造するイノベーションを起こしていくという。

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