日本パレットレンタルでは、ライセンス料、保守料金を含めた5年間のトータルコストが他社製品の4分の1程度に収まることや、信頼性やパフォーマンスの高さなどを評価して、Microsoft SQL Server 2012を採用した。
新しい物流ソリューションの稼働開始は2013年9月を予定しているが、フラッシュメモリ ストレージ(SSD)を利用したハイエンドサーバとSQL Server 2012を組み合わせた、SQL Server SSD Appliance を利用することで、パフォーマンスの高いシステムを短期間で構築できると期待しているという。
日本パレットレンタル 情報システム部 情報システムグループ 情報システム1チーム 係長 黒岩 暁氏は、従来の総量管理システムでも年を追うごとにデータ量が増大、さらにRFIDでの個体管理となれば、データ量が爆発的に増えると指摘。製品選択については、「商用データベースの3製品を比較した結果、他にも高性能のものはあったが、価格がSQL Server 2012の3~4倍にもなります。性能、価格、実績、さらにサポート体制なども含めて最もバランスが良いのがSQL Server 2012でした」とのコメントを発表している。