- 会員限定
- 2012/09/11 掲載
VMwareの新技術「ユーザーインターフェイス仮想化」とは?
VMworld 2012レポート
買収したWanovaの技術でクライアントVMを集中管理
VMware CTO、開発部門シニアバイスプレジデント Steve Herrod氏。
モバイルデバイスなどの登場で、さまざまなデバイスが混在する環境となった。
そうしたマルチデバイス環境に対してもデスクトップ仮想化のVMware Viewでアプリケーションをデリバリできる。

しかしデスクトップ仮想化にも課題はある。オフラインのときにどうするか? その解決策としては、みなさんクライアントハイパーバイザをご存じだろう。
ここで新しい技術を紹介したい。先日買収した企業、WanovaのMirageテクノロジーだ。
これはデスクトップの仮想化イメージから、ユーザーのプロファイルやドキュメント、イメージといったものを分解して取り出し、別のデスクトップ仮想化イメージに展開していく。
これによって、クライアントハイパーバイザによるオフラインでの実行と、必要なデータのみを中央管理してバックアップやセキュリティの管理の双方が実現できる。
【次ページ】 XPから7へ、同一環境でアップグレード。MacでもVMを実行
関連コンテンツ
PR
PR
PR