- 2011/12/05 掲載
福島銀行、SCSKの預金口座総合モニタリングシステム「BankSavior」採用
福島銀行では、金融不正取引への対応策の検討にあたり、SCSKが提供する預金口座総合モニタリングシステム「BankSavior」の不正取引検知分野におけるサービス提供実績や、柔軟なルール設定機能などの製品特徴が、複雑かつ巧妙に変わりゆく犯罪手口への迅速な対応に有効であると評価し、2011年3月より具体的な導入検討を開始した。直後の震災によりプロジェクトスタートを遅らせたものの、犯罪に一刻も早く対応すべく、2011年5月にプロジェクトをスタートさせ、12月から本格稼働を開始した。
「BankSavior」は、SCSK開発のルールマッチング機能をエンジンとし、日本の商慣習を反映させたトランザクション(取引)モニタリングシステム。ATM入出金、ネット取引といった取引データと顧客情報などを組み合わせ、事前に設定した検知ルールに合致した取引を抽出することで、疑わしい取引のモニタリングを実現するもの。検知ルールを自由に設定することができるため、日々多様化する不正手口に対して柔軟に対応することが可能で、金融不正取引の早期発見・未然防止の精度向上を図る。また、「ケース管理機能」により金融庁向け「疑わしい取引の届出」に関する事務処理・各種手続きの効率化・省力化を支援する。

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