- 2010/09/28 掲載
富士通、次世代スーパーコンピュータ「京(けい)」を出荷開始
次世代スーパーコンピュータシステム「京」は、超高性能CPU(中央演算装置)を搭載した800台以上のコンピュータラックや超大規模接続が可能なネットワークなどから構成される。
性能目標は10ペタフロップス、CPU数が8万CPU以上、総メモリ量が1ペタバイト以上、CPUには富士通製のSPARC64TMVIIIfx(8コア、1CPUあたり128ギガフロップス)が採用されている。そのほか、CPU間の接続時のボトルネックや障害を回避する仕組みとして、6次元メッシュ/トーラス結合というインターコネクトが用いられている。
コンピュータ本体の製造は、富士通の基幹工場である富士通ITプロダクツにて行われる。富士通は、「次世代スーパーコンピュータ」プロジェクトに2006年の設計段階から参画していた。
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