日立産業制御ソリューションズの「1秒も落とせないITインフラ」、その予想外の構成とは
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「保守切れ」から始まったITインフラの大幅な見直し
「安否の番人」は、自然災害や事故発生時に、送信対象となる従業員・家族に対してメールまたはアプリ通知を送り、その応答を自動集計し安否を迅速に確認する仕組みのサービス。東日本大震災発生時、日立グループ内の安否確認でおおいに活躍し、社外からも注目を集めた。それまで「安否の番人」は、オンプレミス型のシステム販売のみであったが、これをクラウド化し2012年から一般向けにサービス提供が開始された。
そんな「安否の番人」を支えていたのが、東西2箇所にあるデータセンターに設置されたオンプレミスのシステムである。災害時に力を発揮することが求められるため、急激に跳ね上がる高負荷に耐えうるスペックが要求されるインフラとなっている。
こうして安定稼働を実現してきた「安否の番人」のインフラであったが、ある課題に直面することになる。2022年にサーバ更新の時期を迎えることになり、前回の構成と同様の内容で見積もりをとったところ、想定以上のコストがかかることが判明。インフラ選定を大幅に見直さざるをえない事態に直面したのである。
同社は、いかにして高いハードスペックを維持しながら、価格を抑えつつ、信頼性・可能性の担保されたITインフラを実現したのだろうか。パブリッククラウド、購入、レンタルなど、あらゆる選択肢の中で比較検討した同社がたどり着いた答えとは。
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・緊急時に力を発揮するシステムに求められる「シビアな要件」
・円安加速で…もはや「パブリッククラウド」は安くない?
・結局、購入・レンタル・クラウドのどれが良い?
・「高スペック×低価格」を実現する「第3の選択肢」がすごい
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