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- 2009/02/18 掲載
【Adobe CTO ケビン・リンチ氏インタビュー】主戦場は携帯分野へ、問われるAdobe AIRの真価(2/3)
アドビのクラウド戦略
現在、ITに関わる大きなトレンドとして、「クラウドコンピューティング」と「ソーシャルコンピューティング」があります。アドビはFlashのプラットフォームベンダーとして、その強みを最大限発揮していくつもりです。また、クラウドコンピューティングに関するサービスも既に提供し始めています。
──具体的にはどのようなものでしょうか?
まず、アドビの主要製品であるAcrobatやPhotoshopファミリー製品の機能をオンライン上で利用できる、Acrobat.comやPhotoshop.comというサービスを提供しています。オンライン上でPDFを作成したり、画像を編集・加工できるサービスです。さらに、Webアプリケーションを開発する基盤として、Cocomoという開発者向けサービスも用意しています。
──たとえば米Amazonは、自社のデータセンターを他社に開放することで収益を獲得するモデルだと思います。アドビはどのようなビジネスモデルをお考えですか?
提供するサービスに対して、サブスクリプション(個別課金、購読料課金)ベースでのビジネスモデルも考えられますし、広告収入をもとにする考え方もあります。現在アドビは、前述のWebサービスで有料コースも用意しており、たとえばPhotoshop.comでさらに多くの容量をお使いいただきたい方には、容量に応じて一定の対価をお支払いいただいています。しかし、現状、これらのサービスが売り上げに占める割合はそれほど多くありません。現状各種サービスはベータ版で提供しており、まだ何が最適な答えなのかを模索している段階ですが、こうした分野が大きな可能性を持っていることは確かだと思います。
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