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  • 2023/12/20 掲載

“大人ひろゆき”が指南する、「ムカつく仕事相手」に対する生産的な対処法

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人間関係にどうしようもなくモヤっとする場面は、多かれ少なかれ誰しも遭遇します。そんなときの対処法の1つとして、「論破王」としても知られるひろゆき氏が、大人の対応をするための感情コントロールを身につける方法を指南します。
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“論破王”ひろゆき氏が伝授する、「論破」より強い「話し方」の技術
(撮影:稲垣純也)
※本記事は『ひろゆきさん、そこまで強く出られない自分に 負けない話し方を教えてください!』を再構成したものです。

ヤクザに足を踏まれたと思えば、ほとんどの人は怒らない

 感情的になると、余計なことを口走って人間関係が崩れたり、かえって相手のペースにはまってしまうなど、ろくなことがありません。感情を抑えることが大切なわけですが、これも「慣れ」の問題になります。

 でも、大人は誰でも感情をコントロールする方法を知っていると思うのです。

 たとえば、子どもは遠足のとき、雨が降るとブチギレたりしますよね。

 でも大人は、天気は変えられないから、そこに怒りを表さないじゃないですか。基本的に大人は、嫌なことがあってもブチギレて泣いたりしません。嫌な出来事が起きたときにも、その感情を切り離して考えることができるはずなのです。

 もちろん、年を取ってもそれがあまり得意でない人はいます。年を取るにつれて、我慢をしないという選択肢をとったほうがラクだし、気持ちがいいなどの理由で、怒りをぶちまける人もいるでしょう。

 それでも、むやみやたら怒る人はほとんどいません。

 たとえば、知人や部下に足を踏まれたらめちゃめちゃ怒る人でも、電車の中でヤクザみたいな人に足を踏まれたときは怒らないですよね。つまり、足を踏まれたから怒るというよりも、怒っていい状況かどうかを判断した上で、感情の処理をしているのです。

 なので、「ヤクザに踏まれたと思って怒るのをやめよう」というような感情の切り替えを、もっと意識的にできるかどうかが大事なんです。

会議で「イラっと」「モヤっと」したときの感情コントロール法

生成AIで1分にまとめた動画
 会議の席で感情が高ぶってしまった場合、まず考えるべきなのは「どういうふうにしたら、最も自分にとって都合がよいのか」ということです。

 これをはっきりさせるには、目的を明確にすることが大切です。

 自分が少しでもいいポジションにいられることを目的にするなら、「恥をかかせたあいつを懲らしめてやる!」みたいなのは、得策でないことがわかるはずです。

 これに近い考え方をするのが、アドラー心理学の「目的論」です。 【次ページ】どうしようもないときは? ひろゆきおすすめシンプルな対処法
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