記事 ERP・基幹システム CIOが直面するERPクラウド化の課題、なぜ「ミレニアル世代対応」が必要なのか CIOが直面するERPクラウド化の課題、なぜ「ミレニアル世代対応」が必要なのか 2017/06/16 世界のERP市場ではSaaS化が着々と進行しており、スマホアプリのように更新され続けるERPが企業のビジネスを大きく変えている。しかし多くの日本企業は、1990年代から2000年代にかけて導入されたERPをいまだに使い続けており、旧態依然とした業務プロセスで動いている状況だ。昨今の「クラウドERP」に求められる要件とはいかなるものか。
記事 製造業界 クラウド・IoT時代にマルチベンダー環境で協調すべき5場面 クラウド・IoT時代にマルチベンダー環境で協調すべき5場面 2017/06/14 製造現場などからセンサーを通じてデータを取り込み、分析した結果を製造現場などにフィードバックする「スマート・ファクトリー」構築が進んでいる。これに対応し三菱電機は、クラウド・IoT時代に対応したオープンプラットフォーム構築プロジェクトを進めつつ、AIを活用した予知保全を視野に入れている。IBM Watson Summit 2017に登壇した同社 FAシステム事業本部 オープンプラットフォーム リードアーキテクト 博士(工学) 楠 和浩氏は、日本アイ・ビー・エム GTS事業本部 テクノロジー・サポート・サービス事業統括 理事 三国 吉弘氏と対談を行った。楠氏は「工場を『つなげる』ためには、5つの場面でマルチベンダー環境で協調することが必須」と断言する。「製造業向けFA-ITオープンプラットフォーム」の発展、「AIが予知する製品保守」の実現、IoTのデータ活用、マルチベンダーのエコシステム、マルチベンダー環境の効率的な運用の5場面を楠氏が解説する。
記事 経営戦略 JAXA 松浦氏に聞く、イーロン・マスクの宇宙イノベーションは何がスゴいのか JAXA 松浦氏に聞く、イーロン・マスクの宇宙イノベーションは何がスゴいのか 2017/06/14 ここ数年の間に、民間企業による宇宙ビジネスが著しく進展している。テスラのイーロン・マスク氏は、民間ロケットの打ち上げに成功し、宇宙ビジネスを加速させ、アマゾンのジェフ・ベゾス氏もそれに続く。そのような状況で、JAXAも新規参入企業との連携や民生分野への展開など、新たな取り組みを積極的に進めているところだ。民間企業との共同開発やオープンイノベーション、さらに他国との国際連携なども含め、今後の宇宙ビジネスのありかたと展望について、引き続きJAXAの松浦直人氏に話を聞いた。
記事 ロボティクス AirMap、Rapyuta、Yuneec、世界のドローン企業が語る開発状況と規制問題 AirMap、Rapyuta、Yuneec、世界のドローン企業が語る開発状況と規制問題 2017/06/14 日本は、いま国家戦略特区でドローンの実証実験を積極的に推進しているが、まだ法整備も含めて課題も多い。当面は、農業、インフラ点検、さらにドローン配送などのB2B分野の応用が進みそうだが、世界に目を向けると、本格的な普及に向けた共通課題もあるようだ。AirMapのベン・マーカス氏、Rapyuta Robotics(ラピュタ・ロボティクス)のモーハナラージャ・ガジャン氏、Yuneec Technologyの田 瑜氏、楽天の虎石 貴氏ら、世界のドローン企業のキーパーソンが、ドローンの開発状況や空の安全管理、規制問題などについて議論を交わした。
記事 クラウド 三菱UFJ CIO、レコチョクCTOらが説く、AWSによるクラウド変革「6つのポイント」 三菱UFJ CIO、レコチョクCTOらが説く、AWSによるクラウド変革「6つのポイント」 2017/06/13 世界中の企業で、スピーディにイノベーションを創出していくことが求められており、もはやクラウドを用いた「ITトランスフォーメーション」「デジタルトランスフォーメーション」の流れは不可逆なものとなった。日本におけるビジネス開始から11年、東京リージョン開設から6年が経過したAWS(Amazon Web Services)について、アマゾン ウェブ サービス ジャパンの長崎忠雄社長は「クラウドでデジタル変革とIT変革をますます加速させる」とアピール。三菱UFJフィナンシャル・グループやセイコーエプソン、レコチョクなどのキーパーソンらとともに、クラウドによる経営変革に必要な6つのポイントを説いた。
記事 製造業界 自動運転に「経済的合理性」はあるか? ライドシェア・カーシェアとの関係はどうなる 自動運転に「経済的合理性」はあるか? ライドシェア・カーシェアとの関係はどうなる 2017/06/08 いま自動車の交通事情は、事故・渋滞、駐車場不足など、さまざまな問題を抱えている。しかし、自動車は1日中、走行しているわけではない。逆に95%が停止している状況だ。大都市では駐車場もかなりのスペースを占めており、たとえばロサンゼルスでは、半分近い面積が駐車場で占められ、ドライバーは年間80時間もの渋滞に悩まされている状況だ。交通事故による死亡者も米国だけで年間3万人、全世界で100万人も出ている。このような社会的な課題を解決するために、世界で注目されているのが、新しい「自動運転技術」と「ライドシェアリング」「カーシェアリング」だ。その現状とこれからについて、エヌビディア、Cabify、Careem、Getaroundのキープレイヤーが討論した。
記事 製造業界 エヌビディアvsインテルに割って入るグーグル、激変する半導体ビジネスのこれから エヌビディアvsインテルに割って入るグーグル、激変する半導体ビジネスのこれから 2017/06/07 このところ、半導体ビジネスを取り巻く環境が激変している。1990年代にインターネットが普及して以降、ハードウェア産業は古い業態であるとすら言われた。しかしAI(人工知能)の技術が発達したことで状況が大きく変わった。AIのサービスをスムーズに提供するためには、高速処理に対応した半導体の存在が不可欠になっているからである。この先、IT業界は再びハードウェアの時代を迎えることになるのかもしれない。
ホワイトペーパー バックアップ・レプリケーション 【エッサム事例】仮想マシンの復旧は1時間、すべてをバックアップして何が変わったか 【エッサム事例】仮想マシンの復旧は1時間、すべてをバックアップして何が変わったか 2017/06/06 昭和38年の創業以来、全国の会計事務所向けに様々な商品・サービスを展開しているエッサム。オリジナル事務用品の開発・製造・販売や会計事務所の開設支援に加えて、Webベースの業務支援サービスを提供している。これらのサービスは、データセンター内に置かれた物理サーバおよび仮想ホスト約10台で運用されている。同社のシステムの障害対策にどのような課題があったのか?対応策も含めてその顛末を紹介する。
記事 ストレージ ガートナーも驚くストレージ変革期、SSAやSDS、HCISをどう使いこなせばいいのか ガートナーも驚くストレージ変革期、SSAやSDS、HCISをどう使いこなせばいいのか 2017/06/06 今ストレージの世界に、大きな変革の波が押し寄せている。急速に進む仮想化やクラウドへの移行、さらにストレージ技術そのものの革新が、未曾有の変化を引き起こしていることは間違いない。EMCを買収したDell Technologies、NetApp、Hewlett Packard Enterprise、IBMらはどういう動きを見せているのか。また、SSA(ソリッド・ステート・アレイ)やSDS(ソフトウェア・ディファインド・ストレージ)、ハイパーコンバージド統合システム(HCIS)などの必須テクノロジーの特徴もつかむ必要がある。今後の自社ストレージ戦略におけるヒントと選択の可能性を、ガートナー リサーチ バイス プレジデント 鈴木雅喜氏が解説する。
記事 AI・生成AI 「機械との競争」のブリニョルフソン教授、人工知能は「勝者総取り」を加速させる 「機械との競争」のブリニョルフソン教授、人工知能は「勝者総取り」を加速させる 2017/06/05 人工知能(AI)の登場で、労働者の賃金格差は拡大した。技術革新によって得られる膨大な利益は「勝者総取り」となり、中間層以下の労働者の賃金は停滞している。技術進化のスピードに人間が取り残された時、社会はどうなるのか。『機械との競争』や『ザ・セカンド・マシン・エイジ』の著者として知られるエリック・ブリニョルフソン氏は、「機械と人間が共存する社会」をどのように見ているのだろうか。
ホワイトペーパー 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 【コマツ事例】基幹システムのデータ保護を刷新、24時間以下のRPOを実現した方法 【コマツ事例】基幹システムのデータ保護を刷新、24時間以下のRPOを実現した方法 2017/06/05 建設・鉱山機械のトップ企業、コマツの基幹業務システムは、社内データセンターである「コマツコンピュータセンタ」で運用されている。東日本大震災の際、同センタの一部設備が被災したが、調査を進めると、直下型地震が発生した場合、多くのシステム機能がマヒし国内外のビジネスに大きな影響が出ることがわかった。そこでコマツは、グローバルビジネスに必要な事業継続性実現のために、基幹業務システムのバックアップ体制を刷新。求めたのは24時間以内のRPO実現、高速で確実なバックアプリモートコピー、バックアップシステムの統合だ。これらを実現するためにコマツが行った対策を紹介する。
記事 バックアップ・レプリケーション WannaCry事件から学ぶ、ランサムウェアに立ち向かう「本当の」バックアップ術 WannaCry事件から学ぶ、ランサムウェアに立ち向かう「本当の」バックアップ術 2017/06/05 5月12日頃より、全世界的に被害が報じられているランサムウェア「WannaCry」。金銭支払いの手順を日本語で案内するなど、攻撃はグローバル化し、「金銭目的」「組織的犯罪」の手口はどんどん洗練されてきている。ランサムウェアの被害を最小化するのに有効な対策がバックアップだが、最近では企業のバックアップ期間中に潜伏し、バックアップされたデータをすべて暗号化してしまうものも登場している。データの長期保存が可能で、バックアップもリカバリもスピーディに行えるランサムウェア向け「本当の」バックアップ術を探った。
ホワイトペーパー サーバ仮想化・コンテナ ハイパーコンバージドインフラ製品比較、差がつくポイントはどこなのか? ハイパーコンバージドインフラ製品比較、差がつくポイントはどこなのか? 2017/06/02 従来のITインフラと比較して、トータルコスト削減、容易性と柔軟性の向上、シンプルな管理ができるとされるハイパーコンバージドインフラ(HCI)。そして、HCIを支える重要なテクノロジーが仮想化技術だ。実は、HCI製品を比較検討する際にも、この仮想化技術をシンプルで効率的に使えるかどうかがポイントになり得る。本資料では、業界で最も利用されているハイパーバイザ「VMware vSphere」に最適化されたVMwareベースのHCIのさまざまな特徴を解説する。
ホワイトペーパー ファイアウォール・IDS・IPS 標的型攻撃対策で注目の「分散ファイアウォール」とは何か?従来型との違いと優位性 標的型攻撃対策で注目の「分散ファイアウォール」とは何か?従来型との違いと優位性 2017/06/02 標的型攻撃による情報流出は、情報セキュリティにおける重大な脅威となっている。今後求められるのは、侵入されることを前提したセキュリティ対策の強化だが、従来型のファイアウォールでは対策しきれない場合がある。本資料では、仮想マシン単位でファイアウォールを設置することで脅威の拡散を効率的に防止する「分散ファイアウォール」について解説。データセンター全体にセキュリティ機能を「浸透」させることで、マルウェア感染した場合の影響範囲拡大を防ぐ方法を紹介する。
記事 PC・ノートPC 「働き方改革」を推進する 企業のデバイス選び 「働き方改革」を推進する 企業のデバイス選び 2017/06/01 労働力人口の減少や人々の価値観の変化、テクノロジーの発達などの要素が絡まり合い、「働き方改革」はもはや国を挙げての大きな波となっている。この改革をお題目だけでなく、実効的なものにするためには、社内制度やITシステムの刷新だけでなく、クライアントPCを始めとするデバイスの改革も大きな役割を担う。では、働き方改革を加速するデバイスとは、どのようなものだろうか?
記事 データセンター・ホスティングサービス データセンター戦略で2つのトレンド、インターコネクト・ハブに注目すべきワケ データセンター戦略で2つのトレンド、インターコネクト・ハブに注目すべきワケ 2017/05/31 デジタル・ビジネスの進展に伴い、これから企業データセンター間やクラウド間、あるいは遠隔地のマイクロ・データセンターが相互につながる状況がさらに進むと予想される。その際、たとえばオンライストレージのBoxのデータをAWS(Amazon Web Services)上のアプリケーションで利用する場合にどういう問題が発生し、どういう解決策が考えられるのだろうか。ガートナー リサーチ部門 バイスプレジデントの田崎堅志氏が、インターコネクト・ハブやエッジ・コンピューティングといった企業データセンターの新たなトレンドを解説する。
ホワイトペーパー 業務効率化 なぜPDFは管理しなければならないのか? システム管理者のためのAcrobat活用術 なぜPDFは管理しなければならないのか? システム管理者のためのAcrobat活用術 2017/05/29 企業内のさまざまな場面で活用されるPDF。利便性が高い一方、「だれがどのソフトウェアを利用しているのか把握できない」「頻繁にあるセキュリティ更新作業に多くの時間と手間をとられている」あるいは「デバイスごとに作業が分断され、業務効率が低下している」といった課題はないだろうか? 本資料ではこうしたシステム管理者向けに、PDFの管理にまつわる解決策として「Adobe Acrobat DC」の活用術を紹介する。
記事 クラウドストレージ・ファイル共有・ファイル転送 グーグルやマイクロソフトに猛追されるDropbox、CEOが語る今後の注力点 グーグルやマイクロソフトに猛追されるDropbox、CEOが語る今後の注力点 2017/05/29 オンラインストレージサービスの先駆者であるDropboxだが、グーグルの「Google Drive」やマイクロソフトの「OneDrive」などが猛追する昨今、ビジネスをどう展開していくのか。米Dropboxの共同創業者兼CEO(最高経営責任者)のドリュー・ヒューストン氏が「新経済サミット2017」に登壇。2017年1月に正式リリースした「Dropbox Paper」の優位性を語るとともに、Dropboxのこれまでの軌跡を振り返った。
記事 AI・生成AI Google、AlphaGoで使われたTPUをさらに進化させ、クラウドで使える「Cloud TPU」発表 Google、AlphaGoで使われたTPUをさらに進化させ、クラウドで使える「Cloud TPU」発表 2017/05/26 Googleは5月17日(日本時間5月18日未明)から開催された年次イベント「Google I/O 2017」にて、機械学習に最適化した第二世代のTensorFlow Processing Unit(TPU)とそれを用いたクラウドサービス「Cloud TPU」を発表しました。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 新・満員電車対策? なぜ東急電鉄がシェアオフィス事業「NewWork」を始めたのか 新・満員電車対策? なぜ東急電鉄がシェアオフィス事業「NewWork」を始めたのか 2017/05/26 労働生産人口が減少を続ける日本において、「働き方改革」はもはや待ったなしの状況だ。より魅力的な働き方を整備し、人材の獲得と活用につなげることは企業の大きなミッションとなっている。こうした背景の中、東京急行電鉄(以下、東急電鉄)は昨年5月20日より、鉄道事業者としては初の取り組みである会員制サテライトシェアオフィス事業「NewWork」を開始した。東急電鉄がどのような狙いでこの事業を立ち上げたのだろうか。同社の経営企画室 企画部 イノベーション推進課 サテライトシェアオフィス事業「NewWork」担当プロジェクトリーダー 永塚 慎一氏に話を聞いた。
記事 サーバ 統合システムとは何か? ハイパーコンバージドのゆくえと比較・選定のポイント 統合システムとは何か? ハイパーコンバージドのゆくえと比較・選定のポイント 2017/05/26 ビジネス環境の変化のスピードに柔軟に対応することが、企業のIT部門には求められる。ビジネス部門の多様なニーズに応えていくため、拡張性や多様性に優れ、スピーディなデータセンター構築を可能にする「統合システム」が、新たな発展段階に入ってきた。「コンバージド」「ハイパーコンバージド・インフラ」をはじめとする統合システムは今後どうなっていくのか。ガートナー リサーチ 主席アナリストの青山 浩子氏が、「次世代のインフラ構築とベンダー選定」をポイントに、統合システムの現状と将来について解説した。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 日本を救う精密農業は「4つのICT」が支えている 日本を救う精密農業は「4つのICT」が支えている 2017/05/24 日本では、急速に進んでいる少子高齢化および過疎化のため、労働力不足が深刻な問題になっており、農業における生産性の向上が重要な課題となっている。こうした中、精密農業は、解決策の1つであると見られている。2025年まで平均12%の成長が見込まれる「精密農業」について、基本的なコンセプト、目的、利用技術、そして将来動向をフロスト&サリバン ジャパン 成長戦略コンサルティングマネージャの伊藤 祐氏が解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 ワークスタイル変革に役立つ先進ツール10選とシャドーIT対策--ガートナー志賀氏 ワークスタイル変革に役立つ先進ツール10選とシャドーIT対策--ガートナー志賀氏 2017/05/23 デジタル・テクノロジーの進化に伴い、新しいワークスタイルが求められている。特に、少子高齢化対策として在宅勤務を含むリモート・ワークには、政府も含め多くの企業が高い関心を示している。こうした状況下で、日本企業にリモート・ワークが浸透していくために必要なことは何か。ガートナー リサーチ部門 バイス プレジデントの志賀 嘉津士氏が、リモート・ワークにおけるコラボレーションに役立つ先進的なツール10選を紹介するとともに、これらのツールをシャドーIT化させずにガバナンスを保ちつつ有効活用する手法を提言する。
記事 AI・生成AI 人工知能学会 山田誠二 会長が解説、「AIで人間の仕事が奪われる」は間違い 人工知能学会 山田誠二 会長が解説、「AIで人間の仕事が奪われる」は間違い 2017/05/22 ディープラーニングが第3次AIブームを牽引し、さまざまなビジネス領域での活用が議論される。AIが真に普及するには「人間と人工知能の建設的な協調の議論が欠かせない」」と語るのが、日本のAI研究の第一人者、人工知能学会会長の山田 誠二 氏だ。山田氏は、かつて産業革命期にイギリスの労働者が起こした機械排斥運動「ラッダイト運動」になぞらえ、「AIによって人間の仕事が奪われるのは誤った認識」だとして、両者の得意分野を相互に補うことが望ましいと提言した。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 年15%成長!インド交通システムのハイテク化動向、ITが果たす役割は拡大 年15%成長!インド交通システムのハイテク化動向、ITが果たす役割は拡大 2017/05/22 インド経済は今や年率7.5%という世界的に高い成長を遂げており、人口の増加も伴いながら、今後数十年を見据えた変化に邁進している。アジアでの事業者活動を支援するエクシール・エフ・エー・コンサルティングのインド人コンサルタント ガガン・パラシャーがインドIT事情の最前線をリポートする連載の今回は、ナレンドラ・モディ首相のリーダーシップの下で政府が推進する交通手段の改善について取り上げる。
記事 SDN・SD-WAN SD-WANに注目すべき理由をガートナーが解説、既存ネットワークはもう限界だ SD-WANに注目すべき理由をガートナーが解説、既存ネットワークはもう限界だ 2017/05/19 企業ネットワークが、大きく変わってきている。モバイル/クラウド利用の拡大に伴って、かつての社内システムのための通信環境から、社内外のさまざまなサービスや従業員、パートナー、顧客をつなぐ、ビジネス情報の最重要インフラへと急速に進化を遂げているのだ。このネットワークの一大変革期を企業はどのように乗り越え、新たなネットワーク活用の道を探るべきなのか。その答えの1つとなりそうなのが「SD-WAN」だ。ガートナー リサーチ部門 バイス プレジデントの池田武史氏が解説する。
記事 ファイアウォール・IDS・IPS 侵入前提のセキュリティ対策で注目、標的型攻撃に備えた「内部対策」の新常識 侵入前提のセキュリティ対策で注目、標的型攻撃に備えた「内部対策」の新常識 2017/05/18 近年、標的型攻撃に対しては「さまざまなセキュリティ対策を重ねた多層防御で対抗する」という考え方が浸透している。当然ながら個別の対策には、その目的や効果を十分に検討したうえで組み合わせる必要がある。こうした中、従来の対策とは異なる新たなアプローチの対策が登場した。マルウェアがシステムに侵入した後、社内ネットワークを通じた内部拡散を防ぎ、攻撃の早期発見を目指す「内部対策」の、新たな常識を説明しよう。
記事 金融業界 みずほ銀行はFinTech分野で何に取り組み、どんな成果を出したのか? みずほ銀行はFinTech分野で何に取り組み、どんな成果を出したのか? 2017/05/18 日本の金融業界に先駆けてFinTechに着目し、取り組みを加速しているのが、みずほフィナンシャルグループである。「ビッグデータ」「AI(人工知能)」「ブロックチェーン」の3つの要素技術を融合し、新しい形の金融ビジネスを創出していくという。サービス構築およびインフラの観点から同社のITシステムを牽引するみずほフィナンシャルグループ みずほ銀行 IT・システムグループ専門役員 加藤 昌彦氏が、その基本戦略と現在の取り組みについて語った。
記事 市場調査・リサーチ 「過去最高益」を見込む富士通、そこに死角はないのか? 「過去最高益」を見込む富士通、そこに死角はないのか? 2017/05/18 富士通は今期(2018年3月期)、営業利益57.5%増、最終当期利益63.9%増の大幅増益で3期ぶりの過去最高益更新を見込んでいる。その原動力は情報システムやネットワークの導入支援など「本業」の伸びと、中国製スマホの生産の伸びに伴うLSI、電子部品の売上の回復だ。同社の塚野CFOは「今期は投資先行のフェーズを抜け、構造改革の効果が明確に見えてくる」と自信を見せるが、そこに死角はないのか。
記事 AI・生成AI 人工知能のビジネス活用方法、AIエンジン20+6種のポジションをまとめて理解する 人工知能のビジネス活用方法、AIエンジン20+6種のポジションをまとめて理解する 2017/05/15 最近特に注目される人工知能(AI)だが、多くの誤解を生んでいるテーマでもある。現在、人工知能を検討している企業、もしくは今後そこに向かっていく企業が、着実に次のステージに入るためには、まず基本的な誤解を払拭しておかなければならない。また、人工知能の世界は人材の獲得競争になっていることを理解する必要がある。ガートナー リサーチ バイスプレジデント 兼 最上級アナリストの亦賀忠明氏が、人工知能のビジネス活用で頓挫しないためのポイントを解説する。