選ばれるブランドの共通点は? 三井不動産などの事例にみる「CX時代」に勝ち抜く条件
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「売れば終わり」から「顧客が主役」の時代に
いまや「CX(Customer-Experience:顧客体験)」は、マーケターにとって必須キーワードの1つとなった。ある米国企業の調査によれば、今後12カ月のビジネスにおいて、優先的に取り組むべき課題に「CXの向上」を挙げる企業が80%を超えたという。そもそも、顧客が受け取る価値には大きく2つの見方がある。1つは商品やサービスの価値だ。これは商品価値や機能性など、顧客が体験する物理的な価値といえる。もう1つは、満足感や優越感などの心理的・感情的な価値で、これがCXに大きく関わってくる。つまり、CX向上とは「顧客が受け取る心理的な価値を高めること」なのだ。
CXが注目されている背景には、顧客のニーズや購買行動の多様化が挙げられる。デジタル化の進展とともにさまざまな情報が流通し、顧客はモバイルやSNSなどから容易に商品やサービスの情報収集ができるようになった。購買行動の主役は、顧客側にシフトしてきている。 これは業種や領域を問わず、そして日本のみならず世界中で起こっている不可逆な流れである。これからの時代、「CXの向上」とは、あらゆる企業やブランドが真っ先に考え、取り組まなければいけない普遍的な課題なのだ。
良いモノやサービスを「売れば終わり」という時代はとうに終わった。購入はゴールではなく、新たな顧客との関係のスタートと捉え、その関係性を強めていくことをマーケティング全体で設計する必要がある。では、具体的にどのようなアプローチでCXを最適化すれば良いか、先進企業の事例から考えてみよう。
・今、人気のブランドが顧客から支持される理由
・「潜在的なニーズ」を発見する近道とは
・三井不動産が運営する「&mall」は、なぜCX改善できた?
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