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これからの財務・経理は「経営支援」が重要
そんな財務・経理について、「経営層が経営課題の解決にまい進できるよう支援する部門であるべき」と強調するのは、マツキヨココカラ&カンパニー執行役員・グループ管理統括財務戦略室長の西田浩氏だ。
西田氏が所属するマツキヨココカラ&カンパニーは2021年にマツモトキヨシホールディングスとココカラファインが経営統合して誕生した純粋持ち株会社である。
西田氏はコロナ禍が始まった2020年以降、統合前のマツモトキヨシホールディングスでペーパーレス化やリモートワークを推進。自身の経験を通してこれからの財務・経理部門に求められているものは「経営支援」にほかならないと語る。
そして、その経営支援を実現するためカギとなるのが、「データ活用」だと西田氏は語る。
「今、現場で起きていることは、必ず数字に反映されます。そしてその数字を、社内で最初に把握するのが財務・経理部門です。ここでは、生き物のように変わるデータを定点的に観測し、現況を考えながら業務を遂行していく姿勢が常に求められます」(西田氏)
では、データ活用を通じて具体的にどのように財務・経理部門が経営支援を行っていけばいいのだろうか。
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