• 2025/02/06 掲載

ECB政策金利、いずれ2%に到達する必要=ポルトガル中銀総裁

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Sergio Goncalves Andrei Khalip

[リスボン 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は5日、インフレ率が目標である2%を下回る恐れがあるため、中立水準以下に金利を引き下げる必要があるかもしれないと語った。

トランプ米大統領が欧州への追加関税に言及する中、センテノ氏は「金利の低下軌道を維持する必要があることは明らかだ」と指摘。現在2.75%となっている中銀預金金利は今年中にさらなる段階的な引き下げを通じて「遅かれ早かれ」2%に到達する必要があると述べた。

さらに同氏は、それでも十分ではない可能性があり、政策金利は中立金利の水準を下回らざるを得なくなるかもしれないと指摘。「欧州経済は2%のインフレ率を支えるほど強くない。インフレ率が2%に収束し、2%に留まるよう、経済の実体面を安定させる必要がある」とした。欧州の成長鈍化の原因としては、投資不足と消費者の慎重さ、企業が十分な投資収益を得られないことを挙げた。

中立金利の水準は多くのエコノミストが1.75─2.25%の間だと考えている。

米国の関税については、関係者全員にとって「良いニュースではない」とし、中国製品がより競争力のある価格で米国から流出し、デフレの影響が出る可能性を否定しなかった。

センテノ氏はECB当局者内で最もハト派とみられている。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます