- 2025/02/06 掲載
英サービスPMI、1月50.8に低下 スタグフレーション顕著に
サービスPMIは50.8。前月は51.1、速報値は51.2だった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は「年初にスタグフレーションがより顕著になった。1月のデータは、英サービス業者の厳しい事業環境を浮き彫りにした」と述べた。
雇用は4カ月連続で減少し、減少ペースは2021年1月以来最速となった。
投入コスト指数は5カ月連続で上昇し24年4月以来の高水準。販売価格も大幅に上昇した。
ムーア氏は、短期的な経済見通しは下向きに傾いていると指摘した。
調査によると、企業の楽観的な見方は22年12月以来最低だった。
新規受注は14カ月ぶりに減少。調査企業は昨年10月の予算案発表後の景況感の悪化、高金利、世界経済への不安を指摘した。
サービス業と製造業を合わせた総合PMIは50.6で、速報値の50.9から下方修正された。
PR
PR
PR