- 2025/02/06 掲載
ECB、利下げ慎重に 中道アプローチ適切=レーン専務理事
レーン氏は「上振れリスクにも下振れリスクにも過度に重きを置かない中道のアプローチが適切だ」とし、「経済指標に基づき、会合ごとに適切に金融姿勢を調整できる機動性を維持し、特定の金利の道筋にコミットしないことが賢明だ」と述べた。
トランプ米大統領が欧州に課す可能性のある関税については、経済成長の重しになると指摘。欧州のインフレへの影響は、関税措置の具体的な内容や、予想される報復措置次第になるとの見方を示した。
ECBは1月30日に開いた理事会で主要政策金利を0.25%ポイント引き下げると決定。利下げは4会合連続で、昨年6月以降で5回目だった。
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