- 2025/01/14 掲載
豪消費者信頼感、1月は前月比0.7%低下 家計評価が悪化
年初に金融ストレスが支配的だったことが背景で、短期的には支出低迷が続くことを示唆している。
前年比では13.8%上昇したが、悲観論が再び楽観論を上回った。
最大の落ち込みは1年前と比べた家計状況を示す指数で、7.8%低下して77.7となった。住宅ローン金利の上昇が昨年の減税効果を上回った。
一方、今後12カ月の家計見通しを測る指数は1.1%上昇して104.4となり、楽観論が悲観論を上回った。
ウエストパックのチーフエコノミスト、ルシ・エリス氏は「消費者心理は2カ月連続で悪化し、悲観的な見方が続いている。ただ1年前より悲観度が弱く、一部の要素は今後は状況が改善し続けるという消費者の期待を示唆している」と述べた。
今後12か月の経済見通しを示す指数は横ばい、今後5年間の見通しを示す指数は0.7%上昇した。
高額な家庭用品購入に向いた時期かどうかを示す指数は1.8%上昇したが、90.8と依然として歴史的低水準にある。
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