- 会員限定
- 2018/06/14 掲載
年次レポート「インターネット・トレンド」、6人のベンチャー経営者はどこを見た?
ウォンテッドリー、ビズリーチ、ランサーズ、メタップスらの代表が語る
インターネット・トレンド2018とは
インターネット・トレンドは、伝説のアナリストかつベンチャー投資家のメアリ・ミーカー氏が毎年発表する、200枚を超えるスライドのことである。5月30日に発表された「2018」では、Eコマースの動向や中国の隆盛、音声テクノロジーをはじめ、さまざまなジャンルについて、294ページにわたって解説している。スライド1枚1枚が、ミーカー氏が膨大なデータから分析した貴重な資料だが、特に日本のIT企業にとってどこが重要になるのか。今回ビジネス+IT編集部では、ITベンチャーの経営者を対象に、「注目したスライド」をヒアリング。本稿では、6人の経営者が選んだスライドを、そのコメントともに記す。
ランサーズ 代表取締役社長 秋好陽介氏
Supership 代表取締役社長 森岡 康一氏
Bitstar 代表取締役 渡邉拓氏
ウォンテッドリー 代表取締役CEO 仲暁子氏
ビズリーチ 代表取締役社長 南壮一郎氏
メタップス 代表取締役社長 佐藤 航陽氏
フリーランスは働きやすくなり、労働人口も急伸
スライドの調査元「Freelancing in America」と比較し調査をしているランサーズの『フリーランス実態調査2018』では、日本における広義のフリーランスの経済規模は推計20兆円を超え、人口の成長率はアメリカの+8.1%の約3倍である+22.6%という結果が出た。
日本では、政府の働き方改革に始まり、テレワークの導入や大企業による副業解禁など、テクノロジーの変化による働き方の多様化が加速している。一方でフリーランスが抱える課題も見えてきており、働き方が多様化する日本で自由な働き方の選択をできる環境(インフラ)整備が急務であると考える。
データが顧客満足度に大きく影響
これらのファクトデータは現代におけるデータ活用の重要性を指し示す。
GoogleやSpotifyなど飛躍的に成長している企業は、デジタル化の中で得られたデータを最大限ビジネスモデルのコアとなる部分に活用し、顧客体験価値を高めることによって競争力を作り出している。
クラウドやアプリ、SNSの浸透によって、インターネット上におけるデータは爆発的に増えており、さらにIoE(Internet of Everything)の世界は加速していく。これは日本も例外ではない。すでに日本でも、一部の先進的なブランドでは、データとテクノロジーの活用で新しい価値をユーザーに提供しており、今後、IoEの世界においてこの動きはますます加速していくと予想される。
自社データだけでなく、2nd Party Dataや3rd Party Dataなどのデータをつないで顧客の解像度をあげ、顧客とのコミュニケーションに活用していくことは企業やサービスが成長していくためのキーファクターとなるだろう。
【次ページ】ビズリーチ南氏、ウォンテッドリー仲氏、Bitstar渡邉氏、メタップス佐藤氏の注目したスライド
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR
今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。
すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!
-
ここでしか見られない
2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!
-
完全無料
登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!
-
トレンドを聞いて学ぶ
年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!
-
興味関心のみ厳選
トピック(タグ)をフォローして自動収集!
投稿したコメントを
削除しますか?
あなたの投稿コメント編集
通報
報告が完了しました
必要な会員情報が不足しています。
必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。
-
記事閲覧数の制限なし
-
[お気に入り]ボタンでの記事取り置き
-
タグフォロー
-
おすすめコンテンツの表示
詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!
「」さんのブロックを解除しますか?
ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。
ブロック
さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。
さんをブロックしますか?
ブロック
ブロックが完了しました
ブロック解除
ブロック解除が完了しました