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- 2018/04/19 掲載
パフォーマンスの高い組織はなぜ「姿勢」と「終わり方」にこだわるのか
グーグルも実践!
1977年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA(経営学修士)取得。大学卒業後、外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、世界で最も長い歴史を誇る大手グローバル・コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、韓国・欧州・北欧・米国ほか、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。2005年より世界最大級の外資系資産運用会社にてバイサイドアナリストとして株式調査業務を担当したのち、香港に移住してプライベート・エクイティ・ファンドへの投資業務に転身。英語・中国語・韓国語・日本語を操る。著書に、2冊ともベストセラーになった『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』(東洋経済新報社)と『一流の育て方』(母親であるミセス・パンプキンとの共著、ダイヤモンド社)がある。
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疲れない職場の鍵は、「モニター」と「キーボード」の位置にあり
職場の生産性を高める極意として、まず石川氏が挙げたのは姿勢の整え方だ。「多くの人が前かがみか、椅子によりかかっているか、どちらかの姿勢になっています。どちらも疲れやすい姿勢です」と石川氏は指摘する。ではどのように姿勢を整えればいいかというと、中でもデスクワークが長いビジネスパーソンにとっては、パソコンと自分の位置関係が生産性の鍵を握るという。
「おそらく多くの人が、モニターの位置が低すぎて目線が下がっている。目線が下がると、頭も下に傾くことになって首に負担がかかり、それが首の痛みや肩こり、さらには腰痛にまでつながっています。まずモニターの高さは、目線がモニターの上部3分の1の高さにくるようにセットします」
日本の組織を見ていると、デスクワーク時に目線が下がっている人が多いため、モニターの位置を上げる必要があります。デスクトップパソコンを使っている人は、分厚い本を重ねて、その上にモニターを置くといいでしょう」
デスクワークが多くなると、首や肩、腰の慢性的な痛みに悩まされることも多い。その一大要因がモニターに対する目線の高さにあったとは意外ではないか。
ノートパソコンは目線が下がる
出先や打ち合わせ時などは、デスクトップでなくノートパソコンを使う機会も多い。石川氏は次のように続ける。「一方、ノートパソコンはモニターとキーボードが一体になっているため、余計に目線が下がりやすいという難点があります。外出先で使うときはともかく、社内や自宅では、外づけの大きなモニターを使う、あるいはキーボードを外づけにして、本体はノートパソコン用のスタンドを使って高さを調整する、このどちらかの工夫が必要ですね」
要するにノートパソコンも、社内や自宅で使う際にはデスクトップパソコンと同様、モニターとキーボードを分けてでも、目線を落とさないことが重要ということである。
【次ページ】企業の生産性向上には「仕事の終わり方」が重要
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