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  • 2015/12/16 掲載

ZMP 技術開発部長 三原寛司氏「自動運転技術は、巨大なIoTシステムとつながって動く」

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ロボット技術で注目を集め、5月にはDeNAと新会社「ロボットタクシー」の設立を、8月にはソニーとドローンの新会社「エアロセンス」設立を発表して世間を騒がせているZMP。二足歩行ロボットからミュージックロボ、自動運転ロボへと事業を展開する同社は、いったいどこへ向かっているのか。ZMP 取締役 技術開発部長 三原寛司氏が語った。
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ZMP
取締役
技術開発部長
三原 寛司 氏
 ロボット事業を展開するイノベーティブな企業として、最近特に各界から注目を浴びているZMP。「PTC LiveWorx Japan 2015」にZMP 取締役 技術開発部長 三原寛司氏が登壇し、その取り組みを語った。

 同社は、二足歩行ロボットから、ミュージックロボット、自動運転ロボットのソリューションへと事業を展開。自動運転の分野では、当初は実験用ミニチュアモデルを開発していたが、自動運転を研究するための車両プラットフォームの販売にも着手。さらに最近ではドローンやAGV(無人搬送車)まで手を広げている。こういった製品の設計・開発に、PTCの次世代設計ソリューション「Creo」を採用してているそうだ。

 またドローンについては、同社とソニーがジョイントベンチャー、エアロセンスを設立した。滑走路がいらない「VTOL型」(Vertical Take-Off and Landing)の飛翔体を開発。これは、まず最初にヘリコプターのように垂直に離陸し、ある高度まで上昇するとプロペラの角度を変えて飛行モードに入る飛翔体だ。

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エアロセンスの産業用ソリューション向け無人航空機(ドローン)

 三原氏は「このような構造にしている理由は、通常のドローンでは遠い距離まで飛んで行けないからだ。この飛翔体は航続距離も長く、かつ垂直に離陸できる。我々は開発した飛翔体を販売するのではなく、測量ビジネスを展開しようと考えている」と開発の狙いについて説明した。

 たとえば30メートルの上空から、この無人飛翔体を自律移動させ、工事現場などを空撮することで、3次元データを取得できる。それを鉱山や採石場などでの土量の計測や、港湾の監視などに利用するというわけだ。

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ドローン活用事例

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