- 2014/11/05 掲載
ヴイエムウェアとソフトバンク、「VMware vCloud Air」を販売開始 国内50社超が参加
「vCloud Air」は、VMware vSphere環境であれば、設定の変更等を行わずに、社外データセンターやパブリッククラウド環境と顧客のオンプレミス環境がシームレスに連携できる企業向けハイブリッドクラウドサービス。
仮想ネットワークやセキュリティコンポーネントを備え、単一の管理ツールを提供し、仮想マシンの自由な移行やプライベートクラウドとパブリッククラウド間のスムーズなアプリケーション連携を可能にする。
既存システムの拡張リソースとして「vCloud Air」を活用できるだけでなく、「vCloud Air」上に構築した仮想マシンに一切の変更を加えることなく、プライベートクラウドへ戻すこともできる。
また、国内に加えてグローバルに展開している「vCloud Air」を導入することで、海外を含めた自社のITリソースを一元的に管理できるようになる。
ソフトバンクテレコムは、これまで「VMware vCloud Datacenter Services」を提供してきた実績をもとに、顧客企業の業務効率を高めるビジネス環境の実現をサポートする。
ソフトバンクC&Sはこれまで蓄積してきたノウハウを活用し、約7,000社以上のリセラーとともに販売を強化していく。また、ソフトバンクC&Sは、VMwareの仮想化事業を推進するVMwareの認定ディストリビューターおよびアグリゲーターとして、vExpertによる販売パートナー向けのハンズオントレーニングの提供、サードパーティソフトウエアベンダー向けのマーケットプレイスへの登録・拡充支援およびネットワークベンダーとの協業によるキャンペーンなどを展開する。
サービスメニューは大きく3つ。完全なマルチテナントIaaSコンピューティングソリューションの「仮想プライベートクラウドサービス」、物理的に分離された、サーバ専有型のクラウドコンピューティングサービス「専有型クラウドサービス」、オンプレミスの「vSphere」環境で実行中のシステムを「vCloud Air」のマルチテナントクラウドへ、レプリケーションする「災害対策サービス」。
価格は、以下の通り。

今夏から開始したベータプログラムには、国内で50社以上の企業が参加したという。
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