ベネッセホールディングス、新社長にマクドナルドの原田泳幸氏

　現社長の福島保氏は代表権のある副会長に、現会長の福武総一郎氏は最高顧問に就任する。

　ベネッセHDでは、2013年7月より2015年度末をゴールとした「ベネッセグループ変革活動」を行っており、福島氏のもと、第1フェイズではコスト構造の改革、成長戦略の策定、グループのガバナンスの再設計とグループの連携強化を進めてきた。

　2014年6月以降を第2フェイズと定め、それを推進すべく、新体制に移行することにしたという。

　原田泳幸氏は現在65歳。アップルコンピュータの代表取締役社長の後、2004年からは日本マクドナルドのCEOに就任し、同社の建て直しに貢献してきたが、東日本大震災後の業績低迷からは回復できず、25日には代表権のない会長に退いていた。