UEM社は、膜分離活性汚泥法や逆浸透膜による淡水化・水再生などの技術を保有するインドの水処理企業。インドを中心に北米や中米、アフリカなど世界30か国に350箇所以上の水処理施設を納入している。

　今回の発表は、東芝がUEM社と資本提携することでインド市場を中心に製品・技術を拡販していくとともに、発電所向け水処理プラントの受注拡大する狙い。

　両社は、日系進出企業や環境意識の高い企業に対し、現地の事情に精通したソリューションとサービスを提供。東芝は2020年度までに、水処理ビジネスにおける海外売上高比率20パーセント以上を目指す考え。