DNP、ビッグデータ活用のマーケティング支援サービス　日本ユニシス・日本IBMと協業

　「価値観クラスター」は、大日本印刷が独自に構築したマーケティング手法。生活者が本質的に持っている「普遍的な消費価値観」と、購入を考える商品を比較して検討するときに重視する「購買比較時の意識」という、2つの視点から、生活者の価値観を判別するものだという。

　今回の発表は、企業が持つ会員情報などのビッグデータに「価値観クラスター」を組み合わせ、生活者が求める製品やサービスを把握するマーケティング支援サービスのシステム開発を協業して進めていくというもの。

　DNPは「価値観クラスター」のノウハウを生かし、生活者視点の情報サービス専門部署の立ち上げと、新たに開設した柏データセンターを活用したマーケティングサービスを顧客企業に提供する。

　日本ユニシスは、解析ロジック策定、DNPの柏データセンターへのサービス導入をサポート。日本IBMは、ビッグデータを高速解析するためのソフトウェアの提供と解析ロジック策定をサポートする。