- 会員限定
- 2013/11/13 掲載
ヤフー 河合 太郎氏「真の爆速は速すぎて見えない」 リーンスタートアップ実践例
曖昧なものを確かなものに変えていく
大組織におけるリーン・スタートアップ
ヤフー株式会社 CMO (Chief Mobile Officer)室。河合太郎氏
ヤフーはいま、「爆速」や「課題解決エンジン」を掲げています。

そして「!」なサービスを生み出そうとしています。課題を解決する「!」なサービスとは何かというと、それは誰も答えを持っていないわけです。
それを開発して世の中に提示していかなくてはいけません。

新しいサービスを作るときの企画書の「あるある」では、「このマーケット規模は1283億円」や「初期DUBの想定は11万8000……」のような、やたら具体的な数字が並ぶわけですが、これは全部ウソです。控えめに言っても希望的観測です。
この段階でそういうのが分かっている訳がありません。
まずこの、事実として我々は何も分かってないことを認識する必要があります。
こうした曖昧な課題を確かなものに変えていくための方法論が「リーンスタートアップ」です。

【次ページ】 曖昧なものを確かなものに変えていく。どうやって?
関連コンテンツ
PR
PR
PR