- 2013/08/05 掲載
KDDI子会社のmediba、スケールアウトを買収 TV・タブレット・PCへ広告事業拡大
一方、スケールアウトは、ヤフーの山崎大輔氏が2006年に独立して創業した広告配信システム事業の企業。medibaは、行動ターゲティング広告を立ち上げた山崎氏率いるスケールアウトの技術力を取り込み、より高度なテクノロジーを用いた広告配信を行っていく予定という。
KDDI が保有するデータを活用したターゲティング配信に強みを持つmedibaとDSP(Demand side Platform)技術で実績を持つスケールアウトが提携することにより、DSPとSSP(Supply Side Platform)事業の強化を行う。

medibaはスマートフォンを中心とした広告事業を展開してきたが、今後はPC、タブレット、スマートTVへ事業領域を拡大し、マルチデバイスでの広告配信サービスを提供していく。
また、DMP(Data management Platform)事業に参入。KDDIが保有するデータの活用を目的としたデータマネジメントプラットフォームを構築し、ビジネスを展開していく予定。インターネットでは行動履歴からユーザーの属性情報を類推、分類したデータが活用されているが、情報の精度については依然として課題があるとされている。medibaはKDDIが保有する数々のデータをはじめ、各種キャンペーンの広告反応データなどをDMPに蓄積、分析することでユーザーに最適かつ効率的な広告配信を実現するという。
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