- 2013/05/29 掲載
さいたま市、Microsoft Dynamics CRMで「市民の声DBシステム」を構築
発言者の年代、性別、居住区、提案内容別などによる分類・集計、および統計結果のグラフ表示などを行うことで、効率的、かつ的確に市民意識を把握し、市民サービス向上に役立てるという。
また、より積極的に市民の声を収集するため、Webサイトを設け、市民から直接、意見や要望を受け付ける。

しかし、現在はその情報は制度ごとに管理されており、市全体として市民の声が定量的にどのような傾向にあるのかを把握しにくい状況にあったという。
また、市民の声への個別の対応は行っているものの、市全体として把握し、次の施策へ反映するまでには、意見の集約と統計処理などに多くの労力を要していた。
今回のシステムは、さいたま市共通認証システムと連携しており、職員は、庁内パソコンから本システムにアクセスして、寄せられた市民の声を登録できる。
また、「わたしの提案」については、市民向けWebサイトから、市民が直接、意見や要望を登録することもできる。
このように、さいたま市に寄せられる市民の声を本システムに集約することにより、市全体として市民の認識がどのような状態であるかを把握しやすくなるという。
今後、さいたま市では、本システムを全庁で共有化、効率的に市民の声を分析して市民意識を把握し、市民の理解・賛同が欠かせない事業における対策を講じるなど、広聴活動の施策推進のために活用する予定という。
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