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ソフトバンクBBは、同社の間接材購買システム&サービス「パーチェスワン」がオリンパスに導入されることを発表した。
ソフトバンクBBは、間接材購買システム&サービス「パーチェスワン」が、オリンパスのグループ国内主要生産工場で導入されることを発表した。
2008年9月からサービス提供を開始した「パーチェスワン」は、間接材購買の購買システムをクラウド型で提供し、企業の購買業務を肩代わりして労務コストを削減し、併せて複数サプライヤーから見積もりを取得して比較購買を進め、調達価格の低減化を実現するサービス。文具・オフィス用品やOA機器、工具、部品、安全具、ユニホーム、理化学機器などのカタログ品から、印刷、オフィス工事、役務サービスといった定型・非定型の見積もり品など、間接材分野の商品・サービスを提供する。「パーチェスワン」は大手製造業の工場・研究所の備品・消耗品にフォーカスし、現在取り扱う電子カタログ商品点数は約770万アイテムとなっている。また、役務サービスの集中購買化にも取り組んでいる。
オリンパスグループでは2011年2月から長野オリンパスで「パーチェスワン」の利用を試験的に行い、「パーチェスワン」の導入による購買の可視化、適正化を推進し、内部統制の強化、購買業務の効率化などの効果検証を行った。その結果を受け、2012年度をめどに、オリンパスグループ国内主要生産工場に「パーチェスワン」を導入し、内部統制の強化と、購買業務の効率向上によるコストの削減を図ることになったという。オリンパスが「パーチェスワン」で購買する品目は、生産工場で使用する備品・消耗品などの生産副資材を中心とし、定番品は電子カタログ化して購買し、その他の品目は「パーチェスワン購買センター」で、複数社のサプライヤーの価格を比較して購入先を選定する見積もり購買を行う。現在、オリンパスでは自社で原材料、部品などコア領域の調達力の強化を推進し、ノンコア領域である間接材の調達についても、共同購買化による購買プロセスの改革に取り組んでいるという。今回、「パーチェスワン」を導入することで、購買プロセスの可視化を図り内部統制の効果を上げるとともに、間接材の共同購買化よる業務効率向上とコストの削減を進める方針だ。
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