支出5,000万円の削減は“売上10億円”に匹敵、調達・購買DXで「支出管理」にメスを
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支出管理業務がDXから取り残されていないか?
しかし、そこから一歩進んで「支出」にも注意を向けるべきだ。売上が増えても、経費が増大しては意味がない。
たとえば、売上100億円の製造系企業の場合、一般的に販売管理費は20億円程度とされている。その中で交渉可能な品目は約25%にあたり、売上に対して5億円程度の支出に相当する。この5億円を効率的に管理し、安いサプライヤーから繰り返し購入することによって、支出を10%削減できれば、その効果は5,000万円となる。この企業の利益率が5%だとすると、10億円の売上に匹敵する計算だ。
そこで注目したいのが、支出を分析・改善・効率化する「支出管理のDX」だ。具体的には、購買管理、契約管理、支払管理などのシステムだ。これらは「BSM」(Business Spend Management)と呼ばれ、グローバルで成長を遂げている領域であり、日本でも導入する企業が増えている。さらに近年は原材料費の高騰やインフレの影響を受ける企業が多いため、今まさに注目されている分野と言える。
ここからは属人的でアナログな支出管理業務から脱却し、利益「率」の向上に貢献する支出管理、調達・購買のDX戦略を紹介しよう。
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・「年間でPCを35回購入」…直接材と間接材それぞれに存在する支出管理業務の課題
・バイヤーとサプライヤー双方が利用し、見積から支払までをワンストップで実行
・大手化学メーカーは見積購買業務を51%削減、人件費換算で7,900万円の効果
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