ワークスアプリケーションズは、国立大学法人徳島大学より人事給与システムとして「COMPANY」人事シリーズを2011年10月に受注、半年の導入期間を経て2012年4月より稼動したことを発表した。

　「COMPANY」では、国立大学法人間の制度が共通しているという特徴を活かし、各大学法人の設定内容をテンプレートとして、大学間で共有し合う取り組みを行っている。徳島大学では、この「COMPANY」をすでに運用している他大学の設定内容を活用した「テンプレート導入」を実施したことで、プロジェクトの導入工数を通常の3分の1程度に抑えたシステム構築を実現。同様に、追加導入の際にも他大学の先行事例を活かして、導入期間の短期化・工数の削減を図ることも、今後の視野に入れているという。

　「COMPANY」製品コンセプトは、業種・業態を問わず大手法人に必要となる業務機能を標準機能で網羅する「ノーカスタマイズ」、年数回の無償バージョンアップによって、最新のパッケージ機能を提供する「無償バージョンアップ」、追加費用が一切不要なため、運用・維持費用が明確な「ギャランティメンテナンス・サービス」の3つ。