- 2012/03/29 掲載
ポッカ、名古屋工場の生産能力増強などで約32億円投資
同社は1957年にレモン飲料の製造販売を目的として名古屋市で創業。1963年には愛知県西春日井郡師勝町(現 北名古屋市)に名古屋工場を建設している。現在、愛知県では名古屋工場、豊田工場(豊田市)の2工場を有しており、名古屋工場は設備の老朽化と生産能力の増強が課題となっていたことから、思い切った再整備が必要と判断し今回の計画実施に至ったという。
今回の再整備においては、総額約32億円の投資を見込んでいる。整備計画の概要としては、創業商品であり現在も主力事業である「ポッカレモン100」の成長戦略に対応すべく、名古屋工場敷地内にあるスペースに3階構造の建屋(約1300平方メートル)を新築し、最新鋭の製造ラインを設置する。また、震災時の事業継続対策として既存建物の耐震を強化するほか、排水処理能力の増強を図る。名古屋工場は同社生産拠点のなかでも中核となる工場であり、今回の再整備によって、生産能力増強とより一層の品質向上、中部地区を重視した企業活動の強力を進める方針だ。
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