- 2012/02/16 掲載
富士通マーケティング、「サントリー天然水」家庭用宅配システムをクラウドERP「NetSuite」で構築
サントリーは、1993年より「サントリー天然水」の宅配事業に参入し、オフィスや医療施設などを中心に展開している。また、2008年からは、家庭向け「サントリー天然水専用冷水サーバー」を販売している。今回、家庭用宅配事業を強化すべく、5段階の温度設定などの新機能を搭載した新ウォーターサーバーを開発し、3月2日より1都3県を対象にレンタル提供開始する。サントリーでは、この宅配事業強化において、受注から提供までの更なる時間短縮や、今後増えると予測される受注・販売・在庫など各種情報の一元化のため、新たな基幹システム構築を検討していた。事業強化におけるシステム面の課題として、短期稼働、初期投資費用の抑制、ビジネス拡大に備えた拡張性、セキュリティの確保、複数部門・複数事業所でのシステム活用(コールセンター、物流、営業)が挙げられている。
今回、富士通マーケティングは、消費者向けWebサイトと統合した販売物流の基幹システムを、クラウドERP「NetSuite」により構築し、Webサイトおよびコールセンターからの契約と配送・債権債務の一元化を実現した。「NetSuite」採用のポイントとしては、業務の大半が「NetSuite」のユーザーカスタマイズの範囲で構築可能な点、ユーザーによるインフラ導入・設定・メンテナンスが不要な点、Webサイトが販売管理と統合されており稼働後でも業務追加が可能な点、「NetSuite」のデータセンターがセキュリティ監査基準「監査基準書第70号(SAS70)Type II 認定」を取得している点、クラウドERPである点などが挙げられている。
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