PTCジャパンは、航空宇宙・防衛分野でグローバルに事業を展開するBAEシステムズならびにBAEシステムズ・オーストラリアが、同社の製品データ管理戦略上の基幹システムとしてPTCのPLMソリューションを選定したと発表した。

　BAEシステムズでは、陸・海・空軍向けに製品・サービスを提供してきた。分断された多くのデータベースが存在する環境から、全社標準の製品開発環境への移行を進める過程で、PTCのPLMソリューションである「Windchill」を選定した。「Windchill」は、設計データを含む製品情報へのアクセス、複数の拠点やパートナー各社とのコラボレーション、効果的な変更・構成管理の実現、CADデータ管理の改善などを支援する。

　今回の発表において、BAEシステムズ 開発ツールポートフォリオ管理担当ディレクターのスチュアート・ファーナム（Stewart Farnham）氏は「PTCのWindchillは豊富な標準機能を有しており、差別化を高めるためのソリューションを短期間に導入することが可能です。PTCはBAEシステムズの業務プロセスを理解しており、長期にわたる戦略的パートナーシップの継続には極めて重要となる技術面、サービス面の能力を実証してくれました」とコメントしている。