- 2025/04/17 掲載
円急落、一時142円台後半=円安是正要求への警戒和らぐ―東京市場
17日午前の東京外国為替市場の円相場は一時、1ドル=142円台後半に急落した。米国の関税措置を巡る協議で為替に関する話は出なかったと赤沢亮正経済再生担当相が明らかにしたことで、米国による円安是正要求への警戒感が和らぎ、円売り・ドル買いが強まった。
朝方は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が早期の利下げに慎重な姿勢を示し、米主要株価指数が下落したことで投資家心理が悪化。米側が円安是正を求めてくるとの警戒感も円買いを後押しし、海外市場で7カ月ぶりの円高水準となる141円60銭台に上昇していた。
正午現在は142円56~56銭と前日比46銭の円安・ドル高。
【時事通信社】
PR
PR
PR