幕張メッセにて、本日から「Interop Tokyo 2011」が開催されている。開催前夜の昨日、報道関係者向けに「ShowNetツアー」が先だって公開された。ShowNetとは、Interop開期中に構築・運用をされる巨大なデモンストレーションネットワークのこと。今年は100Gbps超えの超高速インフラ技術に加え、BCPやクラウドで急速に注目を集めるデータセンター/エンタープライズ向け技術、その上のアプリケーション向け技術までも含めた形で最先端ネットワークが披露されている。さらにネットワーク経由で照明を制御する「IP-LED」といった省電力ソリューションなどは目新しいだろう。今年のInteropのコンセプトや見どころをご紹介するとともに、最新のネットワーク技術動向や省電力技術動向についてみていこう。
ShowNetの構築に尽力しているメンバーは総計で約300名。経験豊かなNOC(Network Operations Center)チームメンバーと、各企業から参加した機器・ソリューションのスペシャリスト、公募のボランティアで構成されるSTM(ShowNet Team Member)が一丸となってShowNetを作り上げている(図2)。