日本のグローバル企業は、国内で熾烈なシェア争いを強いられる一方、アジアや新興市場への積極的な進出やビジネス拡大が求められている。こういった中、企業のマーケティング活動を支援する博報堂にとっても、国内と海外市場の双方を俯瞰したサービスの向上が必要となり、グルーバル人材の育成が急務になっていたという。

　同制度は、質の高いグローバル人材を常時蓄積、育成し、積極的に活用するためのもので、本日、400名が公募と指名により決定されたという。メンバーは、独自に開発された育成プログラムを受講するとともに、海外派遣での実践を通じてグローバルビジネスの遂行能力を向上させる。

　 　同制度は、毎年新たな人材を登録していき、将来的には本社社員に限らず、海外拠点の社員にも拡大を図るという。