- 2011/04/25 掲載
大塚商会、日立やオラクルと中堅企業向けアプライアンス型BI/DWHソリューション「Oracle BI/DWH Pack」を提供
主に年商100億円以上の中堅企業層向けに販売する。具体的には、製造業における幅広い部品や製品の生産、在庫や売上の各拠点別情報、小売業における多種多量の商品の販売や仕入れ、顧客の各店舗別情報を、統合管理して分析する基盤として提供する。

本ソリューションの提供にあたり、大塚商会と日立が日立社内に共同で開設した「BI/DWH検証センター」にて、システム性能や信頼性などを含め、BI/DWHシステム用途に最適なハードウェア構成の事前検証を3社共同で実施している。そのため、導入時の個別検証作業が不要となり、BI/DWHシステム導入・構築にかかる時間や初期コストを削減できるという。
性能面では、日立のアドバンストサーバ「HA8000シリーズ」、ミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2100」(以下、「AMS2100」)と、オラクルの「Oracle Database 11g」のインメモリ技術「In-Memory Parallel Execution(インメモリ パラレル エグゼキューション)」およびデータ圧縮技術「Advanced Compression(アドバンスド コンプレッション)」、パーティショニング技術を活用することで、データ処理の高速化を実現しているという。
これらを両社の技術支援のもと、大塚商会がこれまでBIやDWHのシステム構築で培ったノウハウに基づく導入支援サービスにより組み合わせてシステムを構築する。
加えて、大塚商会は、「Oracle Business Intelligence」が持つ複数のデータソースを扱う機能や高速検索機能を活用したBIソリューションを基盤に迅速なデータ分析、活用を実現、さらにシステム構築後の保守サービスをワンストップで提供する。

大塚商会、日立、日本オラクルの3社は今後も協力し、「Oracle BI/DWH Pack」の拡販、システム構築やマーケティング活動を展開していく。また、大塚商会と日立は、両社で開設した「BI/DWH検証センター」を核として、「Oracle BI/DWH Pack」をはじめとしたBI/DWHシステムの開発やシステム検証・構築を共同で推進していく。
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