- 2010/10/26 掲載
ジゾン、主力のCMS製品を「HeartCore_SaaS」としてクラウド提供
HeartCoreは、コンテンツ管理機能に加え、コミュニティ機能やコマース機能、マーケティング機能を備える。ウリは、ブラウザでの編集画面がMicrosoft Officeと同じ使い勝手である点。そのほか、標準でLPO機能や自動SEO機能などを搭載している。

今回、提供されたHeartCore_SaaSは、初期導入コストを抑えた中堅企業向けと位置付けており、大企業向けのHeartCoreのほか、小規模向けのHeartCore Liteなどを今後ラインナップに加えていく予定だという。HeartCore_SaaSでは、SaaS部分をジゾンが手がけるものの、インフラ部分はホスティングサービス事業者と連携。IIJ GIOやニフティクラウド、ビットアイルなど6社と共同で提供していく。

HeartCore_SaaSは、クラウド上のシステム構成により、4種類のメニューを用意している。ミニマム版では、1台の仮想サーバにWeb/AP/DBサーバの3つを搭載した廉価構成、ベーシック版ではWeb/APサーバとDBサーバの2台からなる標準的な構成、スタンダード版ではWeb/APサーバとDBサーバともに2台の冗長化構成(1台はスタンバイ) 、エンタープライズ版ではWeb/APサーバ2台とDBサーバ2台の冗長化構成となっている。
価格は初期費用が80万円から、月額費用は10万円から。ジゾンでは今期下期に30~40社の導入、3億円の売上を見込む。
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