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パナソニック電工と三洋電機は29日、主にスーパーマーケット向けに、照明・冷凍冷蔵設備環境の統合コントロールシステムを共同開発したと発表した。
今回発表された照明・冷凍冷蔵設備環境統合コントロールシステムは、パナソニック電工の「照明環境統合コントロールシステム」と三洋電機の「店舗統合管理システム“エコストアシステム”」を連携させたもの。
これにより、これまで個別に行っていた店内照明の高効率制御やショーケースや冷凍機の高効率運転制御に加え、外光の明るさや時間帯によって店内照明とショーケース庫内照明の照度調整を行ったり、ショーケースの温度設定を自動制御することが可能になる。特に、人の感じる空間の明るさ感指標「Feu(フー)」を使い、実際の人間がどのような光量で照らせば陳列されている商品が際立つのかを自動最適化する仕組みを採用したという。
両社によれば、今回のシステム連携により、店舗全体における冷凍機・ショーケース・照明の消費電力を約20%削減できるとしている。
まずは10月1日に開店の生活協同組合コープさっぽろ運営のコープさっぽろ西宮の沢店にて導入される。
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