日本オラクルと住商情報システムは、山崎製パンのデータウェアハウスシステムを刷新したことを発表した。新データウェアハウスシステムには「Oracle Exadata」が採用され、商品明細データ約1万8000種類の分析を実現、すでに稼働を開始している。

　山崎製パンでは、取扱商品数の拡大にともなう明細データの増加や、営業や製造部門などのシステム利用者が2000名を超えたことによるシステム負荷の高まりなどを課題とし、2009年3月にデータウェアハウスシステムの再構築を決定。新システムの再構築における最大の目標は、情報分析の性能向上とシステム再構築の負荷を抑制することであったと発表されている。