- 2009/10/15 掲載
国内通信事業者セキュリティサービス市場が堅調、前年比19.9%増の3,303億円
2008年から2013年における市場規模推移の分析結果によれば、同期間における年間平均成長率は16.8%であり、2013年には市場規模が5,984億円に達するとIDC Japanではみている。
内訳は、セキュリティ計画が747億円(2008年から2013年のCAGRが17.0%)、セキュリティ設計・構築が1,380億円(同12.8%)、セキュリティ運用/監視が3,857億円(同18.4%)。
国内景気後退という厳しい局面において、インテグレーションを伴う大型案件は凍結/延伸されるケースが多く見られた。その一方で、ファイアウォール運用管理、メール/Webセキュリティ、不正侵入検知など、汎用的でありながらTCO削減効果が見えやすいセキュリティ運用/監視サービスについては、自営システムからのシフトが進み、業績を牽引したという。
国内通信事業者は、2008年から2009年にかけて、情報漏えい対策としてのエンドポイントセキュリティを強化するサービスのほか、急増するWebアプリケーションの脆弱性を狙った攻撃に対応するため、Webセキュリティを強化するゲートウェイ型サービスを展開。また、グローバルキャリアは、セキュリティの専門組織であるSOC(Security Operation Center)をベースとして脆弱性の診断や対策、ログ分析/フォレンジック分析など高度な分析やアドバイスを提供するサービスによって差別化に取り組んでいる。
「企業規模によって、予算規模やセキュリティ対策を行う体制、セキュリティに関する到達レベルや課題が異なる。予算や体制の制約が大きい中堅中小企業にはクラウド型サービス、膨大なログの適切な管理/分析のニーズが大きい大企業には統合ログ管理サービスの提供などが有効」(IDC Japanの コミュニケーションズ シニアマーケットアナリスト 川上 晶子氏)
本発表はIDCが発行したレポート「国内通信事業者のセキュリティサービス市場 2008年の分析と2009年~2013年の予測」(J9010106)にその詳細が記載されている。
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